「河川施設のバス見学会」参加

平成29年5月20日

神奈川県河川課主催の「河川施設のバス見学会」に参加しました。

横浜駅天理ビル前から出発です。

始めは、鶴見川多目的遊水地の見学です。

鶴見川多目的遊水地流域センターが、日産スタジアムの近くにあります。
会議室で説明を受けました。日産スタジアムを含む新横浜公園全体が遊水地になっています。
センター屋上からの眺めです。広大なエリアであることが分かります。
センターを出て、増水時に河川水を流入させる越流堤まで行きました。その前には、流入した水の勢いを減少させる減勢池が広がります。
川沿いにある囲驍堤をあるいて排水門を目指します。ただ亀甲門の向こう側にあり排水門近くまでは、近寄れませんでした。
日産スタジアムの下はピロティになっていて、普段は駐車場などに使われています。柱に、計画最高位8.57mと過去最大水位5.90mが表示されていました。
スタジアムの正面に回って見ると、本日行われる横浜Fマリノスの試合のサポータが集まっていました。
公園内には多くの運動施設があり、サッカーやテニスを楽しんでいました。ここの広場で昼食を取りました。

バスで移動に鶴見川川和遊水地に伺いました。

ここは、市営地下鉄川和車両基地に併設して設けられています。遊水地の上に人口地盤を作って車両基地のなっています。
遊水地は幅20~90m、長さ380m、高さ6.0~6.5mの広い空間です。
越流堤と流木などの流入を防ぐゲートです。
遊水地への進入路です。建物の脇から降りていきます。(この画像は、出てくるところです)
管理棟の前と、その前に広がる鶴見川です。

再度バスに乗って恩廻公園調整池に向かいます。

恩廻公園調整池は、地上は小さな公園と管理棟ですが、地下に直径15.4~16.5m、長さ600mにおよぶトンネルが作られています。
階段で地下7階25m以上で下ります。(エレベータもありますが)
潜水艦の入口のような遮蔽扉をくぐるとウェットエリアになります。すぐのところには、作業用の重機類を下すためにエレベータがありました。。
トンネル内部です。
管理棟のすぐわきに、流入水路が見えます。

再度バスに乗ってあざみ野駅で解散になりました。横浜でもこんな大規模な水害対策がなされているなんて驚きの一日でした。

―以上―

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