県博講座「歴史系博物館X自然系博物館」
第4回「絵画史X哺乳類学」絵のなかのイタチ聴講と
生命の星・地球博物館見学

平成29年8月3日

県博講座「歴史系博物館X自然系博物館」 第4回「絵画史X哺乳類学」絵のなかのイタチが、生命の星・地球博物館で開催されました。 講座に先立って開催中の企画展「地球をはぎ取る」と常設展を見学しました。

博物館は箱根登山鉄道の入生田駅前にあります。
ロビーでは、大きな恐竜の骨格模型やクマのはく製が出迎えます。天井には高く地球が光ります。
企画展「地球をはぎ取る」では、実際に崖に接着剤をつけて剥がした「地層はぎ取り標本」がダイナミックに展示されていました。 大地の記憶をこんな形で剥がして保存するなんで初めて知りました。
常設展示では、46億年にわたる壮大な歴史を展示しています。始めの「地球を考える」では、地球が形作られる過程を紹介していました。
次の「生命を考える」では、生命が誕生していく過程を化石や恐竜の骨格模型や、動植物のはく製などで経過を説明しています。
恐竜や象の大きな展示です。
多くの類人猿建ちや巨木の展示です。
こんなのきれいな蝶の標本もあります。
3階の「神奈川の自然を考える」では、神奈川に住むあるいは住んでいた各種の動植物の展示がありました。
「自然との共生を考える」では、地球環境が人類の活動により影響を受け変化してきたことを展示していました。 南方系の植物の分布はハマオモトの分布と一致しているとのことです。
「地球を考える」と「生命を考える」を展示している一階展示を、上からみるとこんな感じです。
1階の講義室で講座は開かれました。イタチの種類や分布の説明と、イタチが描かれた草堂寺の壁画が紹介されました。
入生田駅に戻って帰りました。3本レールが敷かれているのを改めて確認しました。

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