平成30年3月29日

横浜シティガイド協会主催の「横浜の桜と氷川丸」に参加して桜満開の元町から山下公園まで散策しました。

元町・中華街駅から出発です。壁の模様も横浜の歴史を表現しているとのこと。
駅前の「シドモア桜」です。ワシントンへの桜寄贈に尽力した「エリア・R・シドモア」を記念し、 ワシントンからが里帰りした桜の接ぎ木から育った桜がここに植えられています。
その傍、高速道路前ののヨコハマヒザクラです。早咲きの紅色の寒緋桜と、山桜(兼六園熊谷)を交配したものです。
外国人墓地です。ミシシッピー号乗組員ロバート・ウイリアムや、生麦事件のリチャードソン等が眠ります。
ジェラ―ルの水屋敷です。幕末に来日したフランス人のジェラ―ルが湧水を利用してパイプで水を船舶に送る給水業を営んだところです。
元町公園内の元町プール前です。桜が見事です
元町プールの管理棟です。ここには、ジェラール瓦が葺かれています。また、ジェラール水屋敷の地下貯水槽(上部貯水槽)跡でもあります。
山手80番館遺跡です。関東大震災前の異人館遺跡で、震災当時はマクガワン夫妻の住居となっていました。
ベ―リックホールです。昭和5年に建てられたイギリス人貿易商ベ―リックの邸宅です。窓越しに見える大島さくらが見事です。
元町公園バス停付近です。
山手聖公会が桜越しに見えます。
少し坂を下がったところに、シドモアの墓を塀越しに見ることが出来ました。ここには、ワシントンから里帰りした桜が植えられています。
横浜気象台です。横浜の桜開花宣言の標本木があります。クワ、アジサイ、サルスベリ、ヤマツツジなどの観測用標本も植えられていました。
イギリス館先から港の見える公園に入っていきます。
神奈川近代文学館前の「芸亭の桜」です。目の前は霧笛橋です。
みなとの見える公園の広場には、中央にヨコハマヒザクラが植えられています。
フランス山を抜けて山下公園に入ります。桜の向こうにマリンタワーがそびえています。
氷川丸に乗船し、船長による「横浜の桜と氷川丸」の講演を聞きました。氷川丸が就航する直前に日本郵船の阿波丸が、無償で運んだとのこと。その後艦内を巡りました。
氷川丸前の山下公園です。遠く、大桟橋の上にも桜が咲いています。
帰りに横浜市開港資料館に寄って「銭湯と横浜」展を鑑賞しました。

桜、さくら、サクラに見とれながらの散策でした。

―以上―