水道局主催のイベントに参加して、相鉄鶴ヶ峰駅から桜木町駅まで歩きました。 鶴ヶ峰公園に集合して歩きだしました。公園内の木々も、少し色づきだしていました。 陣ヶ下渓谷公園で休憩です。横浜市内とは思えない秘境で渓谷があるそうです。陣ケ下の地名は、和田義盛がこのあたりに陣を張ったことに由来しているそうです。 西谷浄水場です。明治20年10月に現在の津久井町から鶴ケ峰を通り、野毛山配水池まで太い水道管が引かれ、日本で初めての鉄管による水道が完成しました。 その後、浄水場や配水池などの8次にわたる拡張工事が行われ、大正4年にこの“西谷浄水場”ができました。 横浜水道記念館です。水道の歴史や仕組みを楽しく分かり易く解説しています。 水道技術資料館では水道技術の移り変わりを展示しているとのこと。 管理棟内でビデオによる説明がありました。 途中、給水車両ステーションが見えました。災害時、各自治体から派遣された給水車が集まる場所とのこと。 途中、星川中央公園に立ち寄りました。ここには、災害用地下給水タンクが埋められていて、災害時に手押しポンプでの給水が行われるとのこと。 このような給水タンクは、小中学校や公園などに設置されていて災害時給水所になるとのこと。 歩いている途中に、≪水道道「トロッコ」の歴史≫と書かれた看板?が設置されています。 今回は、この「水道みち」沿いに歩いたことになります。 野毛山公園に着きました。特別に配水池内に入らせてくれました。ここは、もともとは日本最初の浄水場で、当時の市域であった中区一帯を対象として給水人口7万人、1日排水量5720m3の能力を持っていました。その後、関東大震災で全壊し、野毛山配水池として再建され現在に至っています。 公園内には、ヘンリー・スペンサー・パーマーの胸像(日本初の近代的水道・横浜水道を完成させたイギリス陸軍の工兵少将)や、 懐かしい東京オリンピックの記念碑などがありました。 野毛から駅へ出る途中に、今まで気が付きませんでしたが、日本最古の水道管の実物が展示されていました。管の中央にはブロンズ鋳造でできたパーマーさんのレリーフが取り付けられていました。 桜木町駅から帰りました。 約11kmを歩きましたが、横浜の水道の歴史を改めて認識するウォーキングになりました。 ―以上―