駅からハイキングに参加して、武州本庄七福神めぐりを下記マップに従って歩きました。 旧中山道本庄宿内の寺社を巡るコースで、弁財天が3ヶ所、大黒天が2ヶ所に祀ってあるので、全部で10ヶ所あります。 本庄駅から七福神めぐりを始めます。 城立寺(大黒尊天)です。日蓮宗のお寺で境内には、淡水魚貝類の碑もあります。 泉林寺(寿老人)です。曹洞宗のお寺で慶長2年(1597)の草創です。 途中で、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫に寄ってみました。明治9年に建てられた銀行が担保として預かった繭を保管する倉庫で、 現在は交流スペース、展示スペースなどと使われています。 金鑚神社(恵比寿尊)です。幣殿には本庄宿の武正南廬、小倉紅於などが奉納されたみごとな天井絵が掲げられているとのこと。 佛母寺(銭洗い弁財天)です。真言宗のお寺で、かつて金鑚神社境内の北側にあったが廃寺となり、その後、江原観一翁によって現在の場所に再興されました。 安養院(毘沙門天)です。曹洞宗のお寺で本庄信明により創立されました。本庄宿で最も大きな木造建築物です。 普寛霊場(大黒尊天)です。御嶽教の開祖・普寛上人の墓があります。 普寛上人は、木曽御嶽表山道王滝口開山の密教行者で数々の奇跡に恵まれた人物とのことです。 慈恩寺(銭洗い弁財天)です。真言宗のお寺で、もとは栗崎村にありましたが、本庄城築城の際に天神林(本庄城南東)に移され、 さらに、寛文7年(1667)に現在の場所に移転しました。 開善寺(布袋尊)です。臨済宗のお寺で、本庄城主小笠原信嶺が開基しました。 円心寺(福禄寿)です。浄土宗のお寺で、山門は天明年間の建築と伝えられており、木造2層建築の鐘楼山門です。 大正院(銭洗い弁財天)です。真言宗のお寺で、不動堂が建立されたときに奉納された不動剣は市の文化財に指定されています。 ちょっと足をのばして本庄城跡まで寄りました。戦国時代、本庄実忠が弘治2年(1556)に築城したといわれています。 豊臣秀吉の小田原攻めの際に落城し、その後家康の家臣小笠原信嶺が1万石で本庄城主となりました。 城山稲荷神社です。本庄城主本庄実忠の勧請と伝えられ、西本庄の地にあった椿稲荷を現在地に移転したという社伝が残っています。 立派な本庄市役所です。1992年建築とのこと。 駅まで戻り、その後深谷駅へ向かいました。 ―以上―