県博講座「神奈川の近代化遺産」
第四回{現地見学会」参加(2)

平成29年5月25日

猿島島内をガイドの案内でまわりました。

戦艦三笠のすぐ近くの猿島航路桟橋から出発です。
猿島の桟橋に着きます。
桟橋近くの施設でレクチャを受けたあとガイドの案内でツアーを始めました。
始めの見学は電気燈機関舎です。ここで蒸気機関を利用した発電所でした。現在もディーゼル機関での発電所として使われています。
兵舎や弾薬庫を見学しました。真っ暗のなか懐中電灯を使って入りました。
トイレ跡だそうです。
総レンガ造りのトンネルです。道路用としては日本で一番古いとのこと。トンネルの西側には兵舎、弾薬庫等があります。中は薄暗くカップルが自然と手をつないで通るため、いつしか「愛のトンネル」と呼ばれるようになったとか?。
ここのレンガには、愛知県の東洋組の銘が記されていました。東洋組は、旧士族授産のための株式会社だそうです。また島の様子から「ラピュタの世界」と呼ばれることもしばしばあるとのこと。コスプレ撮影に訪れる方も多いとのこと。
第一砲台跡です。ランドマークも見えました。
高角砲座跡です。いわゆる高射砲です。
展望台です。現在な使われていません。横須賀市街がよく見えます。米軍の住宅施設も見えます。
第二砲台跡です。
電灯所跡とのこと。
桟橋に戻ってきました。
対岸から双胴船が入ってきました。
17時発に乗船して、戻りました。

島内には、多くの要塞跡が残っていました。合わせてレンガ積みの導入時期による変化を見ることができました。

JR横須賀駅から猿島桟橋往復の様子はこちらをご覧ください。

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