鎌倉ガイド協会主催の「黄金色に輝くイチョウ巡りと観音信仰の道~頼朝も通った巡礼道、杉本寺から岩殿寺へ~」へ参加して、 杉本観音バス停から、逗子駅まで歩きました。

駅前からバスに乗り、杉本観音前バス停で下車し、杉本寺に参観しました。 鎌倉幕府が開かれる約460年前に建てられた鎌倉最古の寺で、坂東三十三観音霊場第一番札所です。行基菩薩が観音像を 置こうと決意し、彫刻した像を安置したのが端緒とされています。昇堂拝観させていただきました。



浄妙寺です。開基は足利義兼で、文治四年(1188)創建です。昇堂拝観しました。





境内に石窯テラスがあり、レストランもあります。


足利尊氏の弟・足利直義を祀ったといわれる宝篋印塔です。


報国寺です。建武元年(1334)に足利家時(足利尊氏の祖父)が開基しました。 竹の寺として知られています。





報国寺の脇の道を上っていくと左側の旧華頂宮邸が見えます。当日は休館日で寄れませんでしたが、 塀越しに、紅葉が進んでいる様子が見えました。



予定していた巡礼古道は通れませんでしたので、一般道を上っていき、浄明寺緑地に出ます。 残念ながら富士山は見えませんでした。



浄明寺緑地内の紅葉です。





鎌倉逗子ハイランドの住宅地との境にある展望台で、昼食を摂りました。


ハイランドの住宅地脇を下っていき、岩船寺に着きました。創建は養老年間(717~724)で、坂東三十三観音霊場第二番札所です。


本堂の本尊は、英勝寺の開基である英勝院尼の葬礼に際して作られた六観音の一つと伝えられる秘仏です。



十一面観音を納める岩殿(奥之院)です。

正教観音像です。この脇で、杉本寺へ通ずる巡礼古道がありましたが、この脇で途絶しています。

