保土ヶ谷ガイドの会」主催の「常盤公園・横浜国大からあじさいロードを歩く」に 参加して、星川駅から三ツ沢上町バス停まで歩きました。。 富士瓦斯紡績跡付近です。この辺りは、明治41年に創業した紡績工場(従業員6,000人)跡で、関東大震災で大きなダメージを 受け、その後太平洋戦争で操業を停止し、戦後進駐軍に接収され、現在はマンション群や、イオンなどになっています。 峰小学校です。農事試験場の跡で、明治41年から大正10年まで運営されました。ジャガイモの栽培研究が ここで行われました。また近くには、「皇国葡萄酒醸造所」があり、皇室御用達の「皇国葡萄酒」を造られていたとのこと。 峯坂の碑があります。国道16号の保土ケ谷郵便局前から裁判所通りに至る長い坂で、 横浜市に合併される以前から「大字帷子 小字峰」と言われ、その字名をとって名づけられました。 レンガ坂を見下ろします。明治27年から大正3年に水道管を埋設する際に、 階段をレンガで築造したことからこう呼ばれるようになったとのこと。 常盤公園です。明治42年に岡野欣之介が市民に公開した常盤園が前身で、その後、市が元の公園のお六分の一を買収して開設しました。 畠山重忠の顕彰碑もあります。 横浜国立大学です。大正11年に発足したゴルフ場(程ヶ谷カントリー倶楽部)跡の地に昭和54年常盤台キャンパスとして オープンしました。構内にダナンの大理石でできた大きな彫刻があります。これは横浜国大とダナン大学が包括連携協定を結んだことを記念して作られました。 三ツ池バス停です。この付近に大池(三ツ池)があり、区境で谷が3つに分かれ、沢が3つあったから三ッ沢の地名の由来になったと言われています。 滝の川あじさいロードです。滝ノ川の川跡を整備しt紫陽花を植えた散策路です。 散策路の道床は、横浜市の汚泥で作られてレンガで敷き詰められています。また途中に「峰の赤富士」と書かれた レンガツの造作物があり、この付近から富士山はよく見えたようです。 梅雨の晴天で暑い中の散策でした。 ―以上―