横濱金澤シティガイド協会主催の『浦賀道を歩こう「広重も描いた十三峠(田浦~汐入」』に参加して 京急田浦駅から、汐入駅まで、さらに横須賀駅まで歩きました。(以下は歩いたコースの概略マップです)
東の浦賀道は、保土ヶ谷宿から上大岡、能見台、金沢、浦郷、十三峠を越えて、汐入、大津を通て浦賀に入ります。 その内 今回は、田浦から十三峠を越え按針塚、逸見を通り汐入まで歩きました。
京急田浦駅から出発です。山道(青木坂)を抜けていきます。(ただ、宅地開発で 痕跡はありません)
池の谷戸公園です。近くの谷戸間を結ぶ隧道があります。
盛福寺です。旧浦賀道沿いにあり、元禄3年(1680)ころ建立されましたが、 二度の火災により、当時の面影を残すのは山門のみで、市内の寺院建築最古の建築物です。
境内右手に田浦稲荷があります。歯が痛むとき拝むと治ると伝えられています
併設されている幼稚園はとても立派な建物です。
道沿いの所々に、こんな石碑があります。旧海軍が半原からの水道を引いた道沿いに 設置されていたものとのこと。
戸の川を渡る第四小田橋です。 江戸時代、大水が出て橋が流されてしまい、浦賀奉行が通るときに 盛福寺の山門を外して橋にしたと伝わっています。この辺りに 戸の橋があったと思われます。
安政5年から明治にかけて建てられた馬頭観音堂です。明治の初めには、田浦村に24頭の馬がいました。
御嶽稲荷神社です。もともと静円寺の鎮守として境内にあったものを、神仏分離令により現在地に移されました。
天正4年(1576)創建の長善寺です。浦賀道の難所・十三峠の山越えに備えるところでした。
梅林入口です。休憩しただけで、今回は立ち寄りませんでした。
急な階段を上がったところに十三峠の石碑です。
緩やかな上り坂を進むなかで、時々見える展望です。
昭和32年に建てられた開拓記念碑です。昭和23年に十三峠開拓団が結成されました。
途中鹿島台には立ち寄りませんでしが、鹿島台からのスケッチで、歌川広重が浦賀道毛見(逸見)の山中風景を描いています。