古代史講座受講(第十一回)

2022年2月16日

東戸塚地区センターで開催された古代史講座(第十一回)を受講しました。
『そうだったのか「卑弥呼』と題して、 隣国史料に見る卑弥呼以前」および「国内史料に見る卑弥呼以前」について講演がありました。

中国史料のなかでは、周の成王の時に倭人が暢草を貢していたこと、そして孔子も楽浪海中に倭人の国があることを認識していたこと、そして後漢書には倭奴国が奏貢朝賀し「漢委奴国王の金印を渡し、東夷倭人の宗主国の王と認識していたこと、さらに、倭国王師升が倭国を代表して朝貢したこと、その後倭国が乱れて一女子・卑弥呼を共立してことなどが順を追って説明がありました。 国内史料では、古事記にはないが日本書記に記載されている神功皇后の筑後平定や景行天皇の九州遠征などががあるが、いずれも九州王朝の伝承を取り込んで近畿王朝の伝承にしてしまったのではないか?などの話がありました。

東の街周辺の梅もだいぶ咲いてきました。
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