東戸塚地区センターで開催された古代史講座(第十二回)を受講しました。
「『邪馬台国論争』の論点と現在」と題して、 NHKで放送された「邪馬台国サミット」の一部を視聴し、邪馬台国論争とは何なのか、その移り変わりと現在の状況、そして改めて九州説が有力と考えるとの説明がありました。
NHKの番組では、所在地論争を先送りにして、「邪馬台国は日本列島のどこにあってもいい、わからないから面白い」とするのが、この議論の狙いだったのではないか? との説明がありました。 ただ、三国志の倭人伝にあらわれるもの(鉄剣、絹、鉄鏃、鏡など)がセットで出土する場所は博多湾岸であること、そして魏志倭人での記述から導きされる場所は九州筑前であること。 そして近畿・纏向遺跡では 威信物がほとんど出土せず巨大建築物があるだけで都とはいえないのではないか?など あらためて九州説が本当なのではないかとの説明がありました。
東戸塚駅前も冬枯れ状態です