緑風荘で開かれた歴史講座「大山詣り」を聴講しました。
今回は、主として、父早雲の後を継いだ2代目北条氏綱と、
三代目北条氏康の動きについて説明がありました。





細かな話もありましたが、要するに
一代目北条早雲が伊豆を平定、小田原城を奪取し、相模を平定した後
2代目北条氏綱は、江戸城に扇谷上杉氏を攻め,河越城を奪い武蔵に進出しました。
そして上総,下総に勢力を持つ里見氏を破って南関東を平定しました。
三代目北条氏康は、関東から山内・扇谷両上杉氏を追うなど、外征に実績を残すと共に、
武田氏・今川氏との間に甲相駿三国同盟を結んで関東を支配し、
上杉謙信を退け、後世につながる民政制度を充実させました。
後北条氏当主として19年間、隠居後も後継者である第4代当主北条氏政との共同統治を12年間続け、
30年以上にわたって統治しました。
四代目北条氏政は関東を支配し、東国一の地位を築きました。