6月29日
朝の散策で、香登まで旧山陽道を歩きました。香登は西の一日市宿や東の片上宿の間に挟まれた間宿としての機能があり、 味噌、醤油などの老舗店が現在も営業しています。東西1.5kmにわたって古い町並みが残っています。
備前市埋蔵文化財管理センターです。埋蔵文化財の保護・保存を図るための施設で、発掘調査・研究、 出土品の適切な保存管理・活用などを行っています。
備前陶芸センターです。備前焼陶友会が運営する備前焼の学びと実践の場となっています。
大内神社です。創建年代は不明ですが、大宝年中香登臣秦大兄が修繕をしたと社記にあります。 元禄16年(1703)建立の本殿は市指定有形文化財となっています。
大内神社の傍に市指定文化財の香登一里塚があります。街道の南北に一対で一里塚がありましたが、北塚だけが当時の面影を残しています。 北塚は南北7メートル、東西5メートル、南側の高さ1.8メートルで、周囲は石積みで囲まれています。
鷹鳥醤油です。明治38年鷹取市平が創業した老舗である。屋号である伏見屋と市平を合わせた「伏市」が商標になっています。 燕来庵は醤房で、買物コーナーや、工場見学や各種教室などが開かれるとのこと。
地蔵堂です。敷地の中に観音像が東向きに立っています。寛延二年(1749)に建立とのこと。
馬場商店です。備前焼熟成の臥龍味噌、備州味噌、紅糀味噌を扱っています。
日本イエス・キリスト教団の香登教会です。大正12年の建築で、洋館ながら歴史を感じさせる存在である。
五郎辺衛窯です。母体は、酢・醤油の醸造元の老舗 武用五郎辺衛商店で、1868年(明治元年)創業。 1981年(昭和56年)窯元 五郎辺衛窯を設立しました。 備前焼の保存性や水質改善効果に着目し、水をおいしくする備前焼の玉「玉しょう備前」を製品化したことにが知られています。
岩長姫神社です。「磐長姫」は大山祇神の娘で、絶世の美女・木花開耶姫の姉妹で瓊々杵尊に一緒に嫁ぎました。 しかし容姿が醜かった為にひとり帰されるます。 大山祇神はそれを怒り、木花開耶姫を差し上げたのは、天孫が花のように繁栄するように、「磐長姫」を差し上げたのは、天孫が岩のように 永遠のものになるように誓約をたてたからだと告げ、「磐長姫」を送り返したことは、天孫の寿命が短くなるだろうと告げたとのこと。
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