北京の旅(2-2)

平成29年11月8日から11月11日

頤和園をまわります。昆明湖と万寿山を中心に据える総面積290haの大庭園です。 清の第6代乾隆帝の時代に造園され、アヘン戦争で焼き払われましたが、西太后によって再建されました。晩年の西太后が愛した宮廷庭園です。

頤和園の入口は多くの観光客でごった返していました。
東宮門と門にかけられた扁額。この扁額は、光緒帝直筆と言われています。
仁寿門です。両脇には、孫悟空と猪八戒を模した石が置かれています。
仁寿殿です。西太后と光緒帝が頤和園滞在中に政務を執り行ったり、外国使節の謁見をしたところ。正面の玉座は西太后のもの。仁壽殿の前には、龍や鳳凰、麒麟など、伝説上の聖獣の像が並んでいます。
昆明湖です。杭州の西湖を模して造営された人工湖で、湖上に3つの島があり、仙人が住むといわれる 島を再現したもの。
十七孔橋です。昆明湖上に架かるこの橋は、17の穴を持つことから、こう言われています。長さ150m、幅約8mの石橋です。
仏香閣です。園内にある小山の万寿山にそびえる高さ41mの木造3回建ての八角堂です。
昆明湖のほとりに楽寿堂のひときわ高い金色の門は水木自親と呼ばれます。
長廊です。長さ728m、273間の回廊で、梁には歴史、古典文学、神話などを題材にした絵が描かれています。
楽寿堂です。中央が西太后の居室で、王座が備えられているとのこと。
徳和園です。乾隆帝が詩文の宴を催したところ。西太后が大舞台を中心にした建物を再建しました。
庭園を出て、外部から見たところです。紅葉が進んできていました。これからバスで昼食に向かいます。

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